Tuesday, November 30, 2010

チゲ


ごぼうをごま油で炒めて、白菜と玉葱を入れ少量の水でしばらく煮て、
白みそ、赤みそ、韓国唐辛子、にんにく醤油で味付けし、
水を足して他の具を入れて煮ました。

具は、
豆腐、こんにゃく、人参、えのき、もち麩、わかめ、緑豆はるさめ、ニラ、エリンギ、餅。
〆には中華麺を入れておなかいっぱい。

お肉を食べていたときも含め、今まで食べたチゲの中で一番おいしかったかも。

MYM Meet Your Match


ASPCAから猫をアダプトする際、
どんなタイプの子と相性がいいかを見極めるために記入させられる
アンケートの項目をご紹介します。


(猫編)

① 私は我が家を〜のように思っている。
   図書館   道路の真ん中   お祭り会場

② 私は足首を狙って追いかけてくるような遊びが好きな猫と一緒にいて心地よい。
   いいえ    多少は      はい
  
③ 私は自分の猫に我が家を訪ねてくるお客さんと交流してほしい。
   ほとんどいらない    たまには     いつも

④ あなたは何にでも関わってくる騒々しい猫をどう思いますか?
   好きだけど一緒には暮らしたくない  状況による    かまわない

⑤ 自分の猫は新しい環境にすぐに慣れてもらう必要がある。
   それは重要ではない  多少は    はい

⑥ 私は自分の猫に我が家で子供たちと一緒に居るのを楽しんでもらいたい。
  それは重要ではない  たまには   ほとんどの時間  我が家には子供はほぼ来ない

⑦ 自分の猫は一匹でお留守番できる必要がある。
  9時間以上/日    4〜8時間/日     4時間未満/日

⑧ 私が家の居る時、猫には私の側か膝の上にいてほしい。
   ほとんどいらない    ときどきは     いつも

⑨ 私は自分の猫に抱っこされることを楽しんでほしい。
   ほとんどいらない    ときどきは     ほとんどの時間

⑩ 私は自分の猫に〜と上手くやっていってもらう必要がある。
   犬    猫    鳥   その他

⑪ 私の猫は〜で暮らすことになる。
   屋内     屋内と屋外      屋外  

⑫ 私は今までに猫と暮らしたことがある。
   いいえ         はい(いつ?)     現在も

⑬ 私は自分の猫がおしゃべりなのを好む。
   いいえ         はい

⑭ 私は自分の猫におもちゃで遊んでほしい。
   ほとんどいらない     たまには      しばしば

⑮ 私は自分の猫には活発でいてほしい。
   活発なのは嫌    いくらかは     はい、とても

⑯ 私にとって、自分の猫が〜〜〜〜〜〜〜〜なことが最も重要だ。
   記述式


これらの記入内容により、おすすめのカラーマッチ紫、橙、緑が決められ、
それらに対応する性格の猫を紹介されるのです。


Monday, November 29, 2010

アダプション

施設のおねえさんから引き渡される直前

2009年9月に、2匹目の猫として
マンハッタンの92丁目にある犬猫保護施設ASPCAから
黒の子猫を引き取りました。
猫を保護施設から引き取ろうと決めてから数ヶ月、
やっと実現したのでした。

というのも、こちらでは飼い主を求めている犬猫の引き取りにもいろいろ審査があって、
それでOKされないと引き取らしてくれないのです。
最初は家の近所にあるペットショップで週末里親募集をしている組織に
申し込んだのですが、書類審査でダメでした。
納得がいかないので受付の人に理由を訊くと、
その人は自分が審査したわけじゃないからわからないけれど、と断った上で、
いずれ日本に帰るから遠くに連れていかれると寂しいんじゃない、と
余計に納得のいかない回答。

2回目はユニオンスクエアのグリーンマーケットで里親募集をしているところに
申し込みましたが、まずは家をチェックしにいくから電話する、と
言われたきり電話もなく。
うちはマンハッタンからは離れてるよ、と一応説明したときは、
大丈夫、どこへでも行く、と言っていたのに。

そして3度目の正直でASPCAから引き取ったのです。
ASPCAでももちろん申し込み用紙を書きますが、
印象としてはそこまで厳しくない感じ。
できるだけ早く引き取ってもらって、その分救出を必要をしている他の犬猫を
また保護する、という考えなのかな?
それでも飼い主になる人と犬猫の相性を調べる為に、
どんなタイプがいいかをアンケートから見極めたり、
その他組織としてとてもしっかりしています。
施設には動物病院も併設されていて、救出保護された犬猫は、
検査や必要なら治療を受け、去勢避妊手術もされた後、
引き取られるのを待ちます。

引き取ろうと思った人は、受付を済まし、
渡された書類とアンケートに答えた後、呼ばれるのを待ちます。
そしてスタッフがアンケートへの回答を元に、
合いそうな子のところへ案内してくれます。
私が行ったときは、アンケート結果が
紫(おとなしい子)、橙(普通)、緑(活発)に色分けされ、
{( )内は私の推定}
その色のカードみたいなものを渡されました。
それぞれの猫のケージには猫の性格を表すそれぞれの色が示されており、
案内してくれるスタッフは私が持っているカードの色と同じ色の猫を紹介してくれます。
私は橙と緑の二枚を渡されました。
そして先に飼っている猫が受け入れやすいように、
できるだけ小さい子、できれば(元)オスがいいと希望を出しました。

そうしたら、一番に黒の子猫を紹介されました。
「この子、片目がなくて、もう一方も傷が入っているけど、、
 抱っこしてみる?」って。

うちにきてすぐ


片目がない子を引き取るとは考えてもみなかったけれど、
その子が五体満足であれどうであれ、一度抱っこしてしまったらダメですね。
そして何十匹もの猫が飼い主を待っているこのような施設では
どの子を選んだらいいかわからなくなるけれど、
目を失うという辛い思いをしたこの子を少しでも早くこのケージから出してあげたい、
と一匹だけを選ばないといけないときのいい理由になりました。
保護施設にいる犬猫たちはどの子も皆辛い思いをしているのでしょうけれど。

どの子を引き取るかが決まれば、
受付でお金を支払い、引き取るにあたっての説明を受けたり資料をもらったりします。
組織や施設に拠ると思いますが、子猫の方が成人猫より高いことが多いかな。
私のときは$125でした。
それまでに受けている予防接種や手術代、
そして引き取ったのち一度だけ基本の診察や
引き取りまでに受けれていない予防接種代も含まれているので
とても良心的な金額なのです。

手続きが終わると猫が引き渡されます。
施設ではこの子はPuddinという名前だったのですが、
この子が引き取られると事務の人が知った時、
「Puddinが!」と歓声が上がりました。
皆から心配されていたのでしょう。
この時点でPuddinは推定生後3ヶ月弱。
後の無料検診のときにカルテをもらって知ったことですが、
おそらく野良猫で生後2ヶ月弱のときにASPCAに連れてこられました。
栄養状態が悪かったのか、ヘルペスに罹り右目に潰瘍ができていたので
摘出手術を受け、左目も白い痕が残ってしまったとのこと。
小さいのに辛い思いをしていたのです。


うちに来て名前が変わり、“あろ”になりました。

施設で紹介されたとき、あろはか弱い感じの子猫でした。
しかし、うちにきてしばらくして、
この子はかなりのおしゃべり&やんちゃということが判明しました。
あの色分け、当たっていたのです。
あの小さい、それも病み上がりのときによく性格を見分けられたものだ、と感心しました。



最初の2つの組織に審査をはねられたときは、なんでなん?
私大事に飼うのに、と腹立たしく思ったものですが、
今では却下してくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。
おかげであろに会えたからね!


Friday, November 26, 2010

私のサンクスギビングディ


ランチにパスタ。
エリンギをオリーブオイルで炒めてにんにく醤油で味付け。
白菜の漬け物とうす揚げをあぶったもの、海苔を加える。
パスタに漬け物、好きです。



夜ご飯は手巻き寿司。
* レンコン塩蒸し焼き 食感も味もおいしい。
* いただきものの手作りチャヨーテ粕漬け 最高です。
* こんにゃく    茹でただけ。わさび醤油がよく合った。
           今までは下茹でした後醤油で煮絡めていたのですが、
           今回のはおさしみぽくって手巻きにはよりいいかも。
* かんぴょう
* 納豆
* 凍り豆腐のそぼろ 凍らした木綿豆腐を解凍して水を絞り、細かくちぎる。
           油でみじん切りの生姜と人参、豆腐を炒める。
           白味噌&味噌、メープルシロップを水で溶いて加え
           しばらく煮て醤油で味を整えて、
           少量の水溶きれんこん粉まとめる。
* 白みそマヨネーズ 白みそ大さじ3と酢大さじ1をすり鉢で擦り、
           ひまわり油大さじ2を少しずつ加える。           
* ルッコラ     レタス系がなかったので使ってみたが、食べやすいし、
           味もよく合う。おすすめです。
* 酢飯       胚芽米と梅酢で。
* きんぴら     ごぼう、レンコン、人参
* 小豆カボチャ
           
いわゆるサンクスギビングディらしいものはなにもありませんでしたが、
感謝しておいしくいただきました。


Thursday, November 25, 2010

タイカレー


ランチに呼んでいただき、ごちそうになりました。
タイレッドカレー。
具は野菜だけにしてくださいました。
さつまいもも入っていて、これが意外とよく合っていました。
まろやかでとってもおいしい。



じゃがいものにんにく醤油味のおかず。
ほっこりおいしかったです。



サラダは特製ドレッシングで。



デザートの抹茶寒天。

いつもビーガンの私に合わせてくださってありがたいです。
そしておいしい。
ごちそうさまでした。


Wednesday, November 24, 2010

Woodstock Farm Animal Sanctuary からのメール



Consider the Life
of a Turkey this Thanksgiving
Turkeys
Handsome Hershel & Boone

Each year in the U.S., approximately 250 million turkeys endure lives filled with frustration and suffering. A brand new undercover video expose by HSUS looks inside the walls of the nation's largest turkery hatchery -- a place so big that 50% of the whole turkeys sold in America were born there.

What was documented is but a mere glimpse into the misery these gentle animals must endure.

Please, let's start caring how animals are treated. Watch the video expose and ask yourself if you are OK with supporting that kind of cruelty. We bet you won't be.

If you want to avoid being a part of this, it's easy. Check out our recipe page for scrumptous suggestions or simply use your handy search engine to discover one of a zillion veg-friendly thanksgiving sites, even The New York Times is reporting on it.

Also don't forget that SPONSORING A TURKEY is a great way to help animals, and can be given as a fantastic holiday gift, too.

「このサンクスギビングに七面鳥の命について考えてみて」

アメリカでは毎年、約2億5000万羽の七面鳥がフラストレーションと苦痛だらけの
生かされ方に耐えています。HSUSによって明らかにされた新しい諜報ビデオでは、
国内最大の七面鳥孵化場の壁の内側を見ることができます。
その場所は巨大で、アメリカで売られる七面鳥の50%がそこで産まれています。

そこに記録されていることは、この温厚な動物が耐えなければならない悲惨さの
ほんの少しの部分でしかありません。

どうか動物たちがどのように扱われているかに関心を持ってみてください。
ビデオが暴いてるものを見て自分自身に問いかけてみてください。
このような残虐な行為に加担することをあなたは良しとしますか?
きっとそんなことはないはずです。

加担者の一員になりたくなければ、簡単です。とても魅力的でおいしい
提案が載っている私たちのレシピのページをチェックするか、
数えきれないほどたくさんあるベジフレンドリーのサンクスギビングサイトを
検索して見つけてください。
The New York Times にもそれに関する記事が載っているんですよ。

また、七面鳥のスポンサーになることは、
動物たちを助ける素晴らしい方法であること、
そして素敵なホリデイギフトになることもお忘れなく。

Tuesday, November 23, 2010

Thanksgiving Day


あさって25日(木)は サンクスギビングデイです。
この時期スーパーではターキーを丸ごと買う人がいたり、
あちこちに丸焼きのポスターが貼られていたり、
目のやり場に困るほど。

振り返ってみると、
私がビーガンになったきっかけはいくつかって、
そのうちの一つは、飼っていた猫を亡くしたこと。
二つ目は、アメリカのスーパーの肉売り場を見たことです。

なんといっても、アメリカで売られているお肉は
日本のに比べて単位が大きくて肉肉しい。
日本では大体きれいにスライスされて、とか
小さめのパックに入って、、でこれでも十分わかるのですが、
こちらのはより一層「元動物」でした、というのがあからさま。
特に、この時期でなくても普段から冷凍庫の中に
ターキー丸まんまのピッチリしたパックがごろごろと入れられている様子は
ショックでした。

そうはいってもこちらに来て何年もお肉も普通に、というより
おいしいと思って食べていましたが、
少しずつ、肉=動物の死体という事実が頭の中に蓄積されてきたのだと思います。

そうこうしているうちに、
ある日マンハッタンのカフェでチョコレートケーキを食べていたら、
隣にレゲエっぽいお兄さん(のちに同い年と判明)が座って、
「そのケーキおいしそうだね。」と言うのです。
私はもしやこの人、ちょっと分けてほしいのかな、
どうしようかな、と戸惑っていたら、
「僕はビーガンだから食べれないけどね。」と。
その時初めて「ビーガン」という言葉を知りました。
ビーガンとはなにかを訊くと卵もミルクも乳製品も摂らないベジタリアン、とのこと。
そのとき、この人は変なんじゃないか、と思いました。
お肉を食べない人がいるのはなんだか理解できるけど、
卵もミルクも??人生損してるんじゃない?って。

理由を訊くと、子供の時鶏を飼っていて、
鶏だって名前を呼んだら振り向いて飛んでくるよ、
動物にも感情があって表情があってなんでもよくわかってるから、と。
ちなみにその人は、魚は表情がないから食べる、と言っていましたが、、、。

私だって飼育委員で鶏もうさぎも世話していたこともあるし、
家でもうさぎと猫を飼ったことがあって
動物に感情があることはよく知っていました。
でもお肉のことはいろいろ考えないようにして食べていました。
しかし改めて言われてみるとそうだな、と。
とはいえ卵や牛乳を食べないのはおかしいな人、との思いは
しばらく消えなかったし、その後もお肉は食べていたのだけれども
ずっと彼から言われたことが頭にひっかかるようになり、
ビーガンという言葉もついて回ってきました。

その半年後くらいに日本からお客さんが来たので
がっつりしたお肉を立て続けに食べ、
気持ちも身体もしんどくなってきていたところに、
小龍包を食べた時がありました。
大きめの、お肉がいっぱい詰まったものだったのですが、
おなかは苦しくなってきたけれど
もったいないし残さず全部食べたのです。
そのときに、これはひどいな、と。
この肉にされてしまった動物は、
辛い怖い思いして殺された上に、
苦しいとかしんどいとか言われながら食べられて。
こんなのおかしいよな。

亡くした猫のことやお肉売り場のこと、
そしてレゲエのお兄さんの話してくれたこと、
それらもすべて一緒になって、
あぁ、もうお肉食べるのやめよう、と思い、
次の日から止めました。

そして今までひっかかってはいたけれど、
自ら調べることのなかったビーガンについて調べると
卵も牛乳も鶏や牛が犠牲になっているということを知って止めました。

レゲエのお兄さんには本当に感謝しています。
責める口調でもなく、ただ世間話のようにさりげなく話してくれたことが
じわじわ効いてきました。
なんだかんだ思うところはあったものの、
肉食を止めるには至っていなかった私に
最後の一押しをしてくれたのがこのお兄さんです。
ベジタリアンは知っていてもビーガンを知らなかった私に
そういう概念、生き方があることを最初に教えてくれたのもこのお兄さんです。
お兄さんの啓蒙活動にまんまとひっかかってしまいました。
別れるときに連絡先訊いておけばよかったなあ。
お礼が言いたくて。

私もこのお兄さんのように知らず知らずのうちに
誰かをビーガンにしていけたらいいなあ、と思っていますが
これがなかなか難しい。
気が焦るばっかりに押し付けがましくなって
さりげなく、ができないのです。

急いてはダメなのはわかっているけれど、
ターキーの丸焼きを見て、おいしそう!ではなく、
そのターキーがどれだけ辛い思いをしたか、
に思いを馳せる人を早く増やしたいなあ、と思う今日この頃です。