Saturday, October 27, 2012

ベンガラ染め


ベンガラ染めワークショップに行ってきました。
ビーガンになってから、食べるものだけでなく身につけるものも
なるべく環境に負担をかけないもの、着ていて気持ちがいいものが好きになってきて
服の染色も自然なものがいいなあ、草木染めかなあと思っていたところに
ベンガラ染めというものもあると知り、興味津々参加してきました。

ベンガラ染めとは、土から取り出した酸化鉄で布を染める技術ですが、
私が参加した回は、それに煤(すす)染めがプラスされたもの。
その昔、日本では木造家屋を長持ちさせる為に、竃で炊いて出る煤に
膠(ゼラチン)、カゼイン(乳由来)を混ぜて壁に塗り、
菜種油も上から塗る、ということをやっていたそうです。
それを布染めに応用。

ゼラチンと聞いて、しまった、私煤染めできひんやん、とがっくりしたのですが、
この煤染め液は煤と天然ゴムで作られているとのこと。よかった。
ゼラチンを混ぜたもので布を染めるとガシガシになるそうです。
ちなみに色をよく入れるには下染め剤を使うのがいいそうで、
それは化学物質だそうですが、環境に悪影響はないとのこと。
ベンガラ染め、煤染め(こちらが作られている布用染料は。
もしかしたら他のところ、布染め以外の用途は膠を使っている
かもしれない。習字の墨も膠使用なので)とも、
動物性由来のものではないのでビーガンでも大丈夫です。


染め方は染料を溶かした水に布を浸して揉んで揉んでを繰り返すだけ。
とっても簡単。


ベンガラで色を入れたものを紐で絞って
その後煤染め液を溶いた水で同じように揉んで揉んでを繰り返すと
こんな感じに染まります。


レクチャーの後、各自オーガニックコットンのストールを染めました。
私は地味なのが欲しかった&センスがないので、ほんと地味〜に染まりましたが、
他の参加者の方達はベンガラの色と煤の色を上手く使って
皆さんとっても素敵な模様やグラデーションに染め上げていらっしゃいました。

ベンガラの色はどれも優しい色でとってもきれい。煤染めはとってもシック。
これからはできるだけこういう染めの服を着たいなあ。

花金ディナー

ANGEL’S NACHOS
corn chips, “mozzarella”, tomatoes, guacamole, refried pinto beans, chili-grilled seitan, salsa, tofu sour cream, romaine lettuce 



大好きなビーガンレストランCandle 79で晩ご飯。

スターターのナチョスはマイルドナチョス。
ナチョスって私は結構すぐに食べ飽きてしまうのですが、
これはどれだけでも食べられてしまいそう。

 WARM BRUSSELS SPROUT SALAD
            roasted fall vegetables, cranberries, garlic-rosemary dressing 

芽キャベツの温サラダ。
ジャガイモやターニップ、人参が和えられています。
食べ応えもあるし、何よりほっとする味。


メインは本日のスペシャルメニューからセイタンを使ったもの。
一番下に蒸されたスクワッシュがドンと敷いてあって、インゲンやキノコの
ソテーがその上に。そしてナッツが混じった衣をまとったセイタンが乗っかっています。

やっぱりここのセイタンはおいしい。


パスタもスペシャルメニューから。
豆や野菜の煮込みの上にキノコのラビオリが。

 *MEXICAN CHOCOLATE BROWNIE
       caramelized bananas, french vanilla ice cream, candied pecans, chocolate-ancho sauce 

デザートはブラウニー。

金曜日の夜だったということもありますが、お店は大賑わい。
料理はおいしいし、お店の人は親切だし、やっぱりこのお店は大好き。

Friday, October 26, 2012

丸5年

拾ってきてすぐ 

まろを電車の駅の駐車場で見つけてから今日で丸5年。
今でもあれは、死んでもうすぐ6年になる日本で一緒に暮らしていた
マオの計らいだと思っています。


私がビーガンになったのは、そのマオとまろのおかげ。
大事な自分の猫の命も家畜動物の命も同じもの。
そして命云々以前に、どちらもただただ可愛いのです。

まろがこれからもずっと健康で長生きしますように。
ずっと一緒に楽しく暮らせますように。
辛い思いを強いられる動物たちがいない世の中になりますように。


今週のお弁当


 *Chicken of the woods(キノコ)の味噌漬けフライ丼
 *菜っ葉の蒸し煮
 *大根甘酢漬け
 *自然農人参スティック

  
 *パスタサラダ 菜っ葉、コーン、醤油、E.V.O.
 *ピタサンド くるみ&椎茸&オートミールそぼろ 豆腐の炒り卵もどき
        ソイソーセージと蒸しキャベツ


 *そぼろチャーハン そぼろの残り


 *サンドイッチ いただきものの手作りスペルト粉パン
         人参と練り胡麻
         舞茸ソテーとアルファルファ、大葉のジェノベーゼ
 *gardeinのビーガンチキンソテー


  いただきものの自家栽培生姜で


 *生姜ごはん 生姜の千切り、昆布粉
 *れんこんボール レンコンすりおろし、玉葱、全粒粉、塩
 *ゴーヤ胡麻ペースト和え

Wednesday, October 24, 2012

ビーガンお試し会


知り合いを招いてビーガン食事会。
ビーガンでもおいしく満足いく食事ができることを知っていただきたくて、
そしてどれかはこれだったら作ってみようかなと思ってもらいたくて、
手当たり次第並べてみました。

・ルッコラと舞茸のサラダ
肉なし肉じゃが
gardeinのビーガンチキン塩コショウソテー
車麩のすき煮
・大根フライ・・・蒸し煮にした大根に醤油で下味、パン粉衣をつけて揚げる
・ラザニア・・・蒸し野菜を入れたトマトソース、豆腐リコッタを挟んで
        一番上には豆乳カシューホワイトソース
・麻婆豆腐・・・5grainsテンペを挽き肉代わりに
・tofurkeyのビーガンソーセージと蒸しキャベツ
・高野豆腐そぼろ
・椎茸、くるみ、オートミールのそぼろ
炒り卵もどき
・自家栽培アルファルファ ・・・  Easy sproutで簡単
自家製春巻きの皮・・・これにそぼろや炒り卵もどき、アルファルファ、マヨを巻いて
            召し上がっていただきました。
・人参餃子・・・人参、しいたけ、生姜、にんにく、ねぎ、小麦粉
・カシューマヨ
・鍋炊き豆乳マヨ
ビーツのマリネ
・人参スティック
・3分搗き玄米ごはん

それに作ってきていただいた白和えや千枚漬けも。



デザートは、

・りんごの赤ワイン煮
・かぼちゃのタルト カシュークリーム添え
・ティラミス ブルマンヨーグルトで作ったビーガンヨーグルトを水切りして

そして作ってきていただいたさつまいもと栗の羊羹、胡麻クリームかけ。


どれも興味を持って召し上がっていただいたのでうれしかったです。
おうちで少しでも採り入れてもらえればもっとうれしい。


Foodswings


BrooklynにあるビーガンファストフードFoodswingsで週末ランチ。
前回はハンバーガーを頼んでおいしかったのですが、
今回は週末メニューがあったのでそこからマッシュルームとホウレン草の
オムレツとサイドにポテト。
オムレツは豆腐をべろーんと広いそぎ切りにして、ターメリックで色付け&グリル、
具を挟んでパタンと折っている感じ。


そしてもう一品はサンドイッチItalian Hero。


ソイサラミやソイハム、オリーブなどが挟まっています。

この日もおいしかった。


店内の掲示板には
    犬は使い捨てではありません。

舞茸料理

 
キノコの神様に恵んでいただいた舞茸でいろいろ堪能させてもらいました。


 舞茸天丼。 ボリューミーでジューシー。


  舞茸蕎麦。出汁も舞茸だけ。
  貴重なイチョウイモも手に入ったので舞茸とろろ蕎麦。


  舞茸すき焼き。
  味付けは甘酒と醤油で甘いけどさっぱり。

 野生舞茸があれば、肉を食べている人も肉なしでいけるのではないか、
 出汁だって野生舞茸さえあれば、鰹節なしでも十分なのではないか、
 
 もちろん舞茸なくても肉なし生活できますけどね!

Monday, October 22, 2012

先週のお弁当



 *ゴーヤ、大根、コーンの梅肉和え
 *厚揚げ照り焼き 玉葱、玄米甘酒、醤油
 *黒ごま炊き込みごはん


 *炊き込みごはんおにぎり 


 *麻婆カボチャ 5grainsテンペを挽き肉代わりに
 *白菜の醤油麹煮 


 *Chicken of the woods (キノコ)フライ
 *ベイビーリマビーンズ(冷凍)塩麹煮
 *ヒジキ煮
 *さつまいもごはん

Friday, October 19, 2012

こんなの見つけました 3


あなたのお母さんは毛皮のコートを持っていますか?

僕のお母さんは毛皮を剥がれました。



キノコ探し 4



マイタケを諦めきれない私。

去年見つけた家のそばの林には探せどもなく、
今年は生えないのかなあと思いながらも
まだ探していない場所があったわ、とひらめいて
林の中の小さな川を渡ってみると・・・


大きな木の下に光り輝くマイタケが!!!


2株ありました。


何度見ても美しい。

 マイタケに埋もれるまろ

そしてやっぱりとってもおいしい。

キノコの神様ありがとう。


こんなの見つけました 2


 「他の動物も食べてみたら?」


キノコ探し 3


マイタケを求めてまたキノコ探し。



これはおそらくヌメリスギタケかヌメリスギタケモドキ。
ヌメヌメしています。


食感がいい。味はちょっと土臭い感じがしました。


そしてマイタケにあと一歩の、Chicken of the woods。
あちこちでたくさん見つけたのだけど、
先月Woodstockの自然食ストアで買って食べたらかなりぼそぼそしていたからなあ。
でもお店で買ったものよりはまだ柔らかい。


一緒に行った方におうどんを作っていただきました。
Chicken of the woodsと前に採ったシロシメジもしくはシロノハイイロシメジで
出汁をとったキノコうどん。
シンプルでキノコの味も効いておいしい!
でもChicken of the woodsはやっぱり少しぼそっとしてる。


家に帰って調べたら、Chicken of the woodsは日本ではマスタケもしくはアイカワタケ
(全く同じものなのか等詳しい違いなどはよくわからず)と呼ばれているそうですが、
去年キノコにはまってから知ったブログ『大文字山を食べる
(ブログを書かれている安田さんはビーガン!)には・・・

以下転載

ところで、このマスタケは食べられる。
若いころの弾力がある時だけは食べられるというのだ。
「耳たぶの硬さ」くらいがちょうどいい、という。


(中略)


キノコ料理の本によると、油との相性がよく、フライが最適だと。
それで、フライにした



あんまり期待しないで、ひと口かじってみると…

うまい!!

予想外に美味しい!
歯切れ・食感とも申し分なし。
何に似ているか…記憶をたぐってみると、ササミかもしれない。
(肉に似ていて、それが美味しい、というのはベジタリアンのわたしにとっては癪だが)

『キノコ狩りガイドブック』(伊沢正名・川嶋健市著、永岡書店)には、
「歯ごたえ、舌ざわりともキノコというより鶏のササミのようだ」
と書いてある。
まさしく、そうだ。
どうして、もっと早くにチャレンジしなかったのか、と後悔した。
ふだん肉を食べている人も、これがあったら、もう肉が必要なくなるんじゃないか?と思ってしまう。

転載以上

ということで、まだ柔らかいところを選んでフライにしてみました。
そしたらおいしい!
これキノコって分からないはず。
安田さんが書かれているように、
ベジでない人も、これがあったら、とりあえず鶏のフライは必要なくなるんじゃないか、
と思うほど。

さすが森のチキン。

自然の恵みをごちそうさま。

Thursday, October 18, 2012

こんなの見つけました


逆の立場だったら・・・


Wildman ツアー


Vegan Cookbookを出しているWildmanことSteve
食べられる野草&キノコ案内ツアー@セントラルパークに参加してきました。
去年の10月にも申し込んでいたのですが、忘れもしない29日、
10月なのにも関わらず大雪で中止になったのです。
でもこの日はとってもいい天気。


思っていたよりも随分多い参加者、30人は十分にいたはず。


キノコ目当ての私は、野草や木の説明のときにはあまり真剣ではありませんでしたが、


これにはちょっと感動。なんでしょう?


クルミです!Black Walnut。中の種を石で叩き割って、生のクルミを食べてみました。
濃厚でフルーティ。

夫が見つけたBrown Cap(クリタケ)と他の参加者が見つけた毒キノコ
について説明するSteve

野草や木についてはSteveがこれは〜、と説明するスタイルでしたが、
キノコに関しては参加者が見つけたものを解説。

でも期待していた程のキノコは見つからず。
この時期たくさんのマイタケが、と案内サイトには書いてあったのに、
私はマイタケ目当てだったのに、このままツアーは終わってしまうのか?!



と思った終盤、参加者の一人が見つけました!私が見つけたかったマイタケ!
参加者の多くが、彼から少しずつ分けてもらっていたけれど、
私は自分が見つけたマイタケを食べたい、と意地を張ってもらいませんでした。


でも後で生えていたところはきちんとチェック。
マイタケって木の根元に生えるものとばかり思っていましたが、
高いところにも生えることがあるのですね。
いい勉強になりました。

期待していた程のキノコの収穫はなかったけれど、
セントラルパークにクルミやクリタケ、マイタケがあることもわかって、
まあまあ楽しかったです。

Sunday, October 14, 2012

キノコ探し 2


家の周りで真っ白いキノコの群生を見つけました。
シロシメジかシロノハイイロシメジのはず。
この2種は実は同じものなのか違うものなのか、ネットで検索しても
書かれていることが様々でよくわかりません。
どちらにせよ食べられるみたい。
シロノハイイロシメジだと、十分に加熱しなかったり食べ過ぎたりすると
人によっては軽い中毒症状が出ることもあるらしいですが。


たくさん採れました。
もちろん根こそぎ採ることはしません。でもこんなにたくさん!


ソテーと茹でたものを試食して大丈夫そうと分かった後、早速晩ご飯に。
白菜のクリーム煮に入れてみました。
クリーム部分は豆乳、カシューナッツ、塩麹をブレンダーにかけたもの。
とろみは米粉でつけました。
白キノコはプリプリしていておいしいです。キノコ味はそこまで濃くはないけれど、
それでも市販のキノコよりはずっと強い。


次の日はパスタに。

ここのところ気温もぐっと下がってきたので、
キノコの季節ももうすぐ終わってしまいそう。

3.11後、放射能をたくさん吸い上げてしまう(くれる)
関東東北の野生キノコは特に危険という情報を知ると、
そのエリアで今もキノコ探しをしている方々のサイトを見て
大丈夫なのかなと心配でした。
命の危険を冒してそこまでしなくても、、、と思っていましたが、
実際自分がキノコを見つけておいしいとなると、止められない気持ちがよく分かります。
でもかなりのリスクがあるのは確か。
関東東北以外でも、そしてこちらでもある程度のリスクはあるのだろうし。

こんなに楽しいキノコ探しさえも、被曝の心配と隣り合わせにしてしまう原発。
ベジタリアンにとって旨味、食感、ボリュームと
重宝するキノコを危険にしてしまう原発。
やっぱり自然に反することはよくないわ、とおいしいキノコを食べながら思うのでした。

大好きなベジブログの一つ、はぐれベジ・貧乏派
久々更新されたと思ったらキノコ話でした。
印象的だった〆の言葉、

「狂牛病とかノロウィルスとか、、、
   最初はみんな
ああだこうだと怖がりながらも
 情報にゆっくり飼いならされて
 心が麻痺して行くんだよなぁ(^^;)」