Wednesday, January 23, 2013

生きとし生けるものすべてが被曝者






このビデオはチェルノブイリ事故から2年後の1988年に
作られたものらしいですが、このときから真剣に警告してくれている人が
いたのにも関わらず、今こんなことになってしまった。

最初に出てくる小浜市のお寺の副住職中島さんは、
広島長崎の被爆者だけでなく、各地での核実験、
チェルノブイリ事故、そして原子力発電所によって世界中の人が被曝している、と。
そしてそれは人間だけではなく、大地、海、川、緑、その中にいる生きとし生ける者
すべてが被曝者化していっているとおっしゃっています。

この時点で原発を全廃しても課題山積なのに、このまま推進し続けると
とりかえしのつかないことになる、脱原発こそが真の勇気だと。

そして今、本当に取り返しのつかないことになってしまいました。

お坊さんらしく、人間だけではなく、生きとし生ける者全てについて
言及された点にとても共感しました。

この動画には、長年に渡り原発が危険であることを訴え続けておられる
小出先生も出てこられます。小出先生が昨年NY講演されたときは
お話を聞きに行きました。今も昔も淡々と話されるスタイルは同じだけれど、
この動画の先生はお若い!

ちなみに題になっている『牛乳飲みたい』には反対。
ベクレてるベクレてない以前によくないよ。
「牛乳を飲みてえ」と歌詞にある忌野清志郎さんの『放射能はいらねえ』は
その部分を除けばとってもいい歌だと思うけど。



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