Monday, January 7, 2013

ベジ呑み


知り合いの家族&カップルに来てもらって飲み会。
あれもこれも食べてもらいたいと思っていたのに準備が悪くて
作れなかったものが何品も。
作ってきてもらったカラフル豆サラダ

私が張り切るのには訳があります。
来てくれた小学生の子には何度か私のビーガン料理を食べてもらったことが
あるのですが、また私のベジタリアン料理を食べたい、なんて
うれしいことを言ってくれていたのです。
そして食べるときには毎回「これお肉じゃないんですか〜!?お肉にしか見えない。」
等と興味津々で食べてくれるのです。

 ロールケーキに失敗したのでトライフルに

今回はなぜ牛乳や卵も食べないかを訊かれました。
お母さんは私に説明させてくれる。牛や鶏はね、、、
(ただ酔っぱらっていたのでどこまで説明できたかは不明)
もし私がそのお母さんの立場だったらどうだろう。
余計なことを、と思ったりはしないだろうか。
たとえそれが真実であったとしても、
この現代社会で子供が生きにくくなるようなことを吹き込まないで、と
心の狭い私なら思ってしまうのでは。

だから家畜動物の現実について、肉や卵、牛乳の向こう側について
より多くの子供たちに知ってもらいたい気持ちはとても強いけれど
それを話すのをとても躊躇する自分もいます。

子供にも自分の生き方を選ぶ自由があるから、その選択材料を提供するのは
なにもおかしなことではないし、今まである意味タブーとして
隠されてきたひどい現実をタブーのままにしてしまっては
この状況を変えることはできず、躊躇するのは私も隠蔽工作に
加担しているのと同じではないか… と酔った頭の中はぐるぐる回る。

なにはともあれ、ベジ呑みにつきあってもらえ、
子供達への啓蒙活動?も見守ってもらえ、
お土産にもってきてもらったビーガンワインもたくさん飲めて
みんなで楽しくワイワイと過ごせるなんて
ありがたいなあとしみじみ思う二日酔い明けの今日。


8 comments:

  1. こんにちは。どなっちです。

    遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
    今年もどうぞ宜しくお願いします。

    お子さんにお話しするって素敵!だと思います。
    私もそういった機会があれば、話したいと思っているのですが・・・うまくまとまらなかったり感情的になってしまったりと、まだまだ修行が足りません。

    でも頑張って啓蒙活動は続けて行きたいと思います。
    お互いに頑張りましょう☆

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  2. どなっちさん、こちらこそ今年もよろしくお願いいたします!

    私もまだまだ全然ダメです。
    それが大人相手であっても子供相手であっても。
    話題が話題だけに、感情的にならないってとっても難しいですよね。
    ズバッと言っちゃうと相手の生活をすごく否定することになるし、
    そういう生活を数年前までの自分もやっていたことで
    偉そうなことは言えないし、、、、。

    子供向けの素敵なビーガン絵本(英語)があるのですが
    今回それを見せようかな、と思いつつでもできなかったんですね。
    私が話すより断然分かりやすいから
    本音はそれを見て影響を受けてほしい、だけど
    他人の子にそこまで介入していいのか、という葛藤もあり。

    話をしたところで、絵本を見せたところで
    考えるのは本人で、なにも100%その子の生活を変えてしまうわけ
    ではないこともわかっているのですけど、難しいなあ。

    でもほんとお互いジリジリでもがんばっていきましょうね!

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  3. 押し付けでなければ話すべきだと思うのですが・・・・難しい面がありますよね。特に大人が絡むと。
    私はいつも躊躇します。なぜならばつい最近もなのですが知り合った方に
    お肉を食べない理由を聞かれ「かわいそうだかから」というと
    頭ごなしに「感謝すれば良い」「それだけで十分、家畜は喜ぶ」などと言われ周りの人も「私もそう思う」というご意見。
    トホホ・・・・なんですよ。そこで私が「本当に毎回食べるたびに家畜動物を思い浮かべて感謝してますか?」
    (思い浮かべたら食べれないと思う)
    なんて始めると雰囲気が悪くなるので何も言わないのですが・・・ただ悲惨な飼育の現状はチャンスをみて伝えます。


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  4. ほんとトホホなご意見ですね。
    感謝するだけで家畜は喜ぶって、ヒドい扱いうけて殺されて、
    感謝してるかー!と叫びたい。
    おっしゃる通り、思い浮かべた時点でもう食べれないですよね。
    人間(私もふくめ)ってほんと勝手でごめんね…

    でももしかしたらそう言ってる人でも
    コロッと変わりはる可能性はあるわけで、、、
    お互いがんばりましょう!

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  5. すごく分かります!私も、もし自分が聞く立場だったら、と考えてあまり熱くならないようにと思うのですが、話し始めて動物のことを考え始めると、つい感情的になってしまって、抑えがきかなくなってしまいます。一度「押しつけがましいな」とか「この人の考えは自分とは違う」と感じて相手の考えを拒絶してしまうと、もう一度その人を説得することがとても困難になります。なので周りに動物の権利について話すときは、相手の人に「押しつけがましい」と感じられるラインまで踏み込まないようにと、とても慎重になってしまいます。人によって「押しつけ」と感じるラインが違うので、それを予測するのことは本当に難しいです。
    今は勝手に「ヴィーガンケータリング」と称して人にできるだけヴィーガン料理を食べてもらえるように、いろんなチャンスを利用しては人にヴィーガン料理を作っています。そうしてもしその人がヴィーガンに興味を持ってくれれば、少しずつ動物の権利について話します。全く興味のない人にいきなり話すよりも、少し興味を持ってくれた人に話す方が効果的ですものね。長い道のりですが少しずつ周りを変えていけたらな、と思っています。お互いに頑張りましょうね^^

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  6. Siilisさん、共感していただいてうれしいです!

    そうなんです、一度引かれてしまうともうおしまいですものね。
    100言いたいのに初めは10とか20で抑えるのは
    歯がゆいし道のり遠いなと思うのですが、結局は急がば回れだ、と
    自分に言い聞かせています。

    「ヴィーガンケータリング」素敵!
    やっぱり食から入ってもらうのが興味もってもらえやすいですものね。

    個人があちこちで細々と頑張るだけでも、
    将来は少し変わってくるはず、と期待して。

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  7. はい!頑張ります。
    因みに「感謝すれば良い」と断言されたかたは
    と~~~~~~~~っても優しい方で病気の奥様を
    長年一生懸命看病されています。
    優しい方でも食欲は抑えられないのでしょうね。
    あと、私の周りで私に感化されヴィーガンになった人は
    悲しいかな一人もいません・・・・・・
    「可哀想」とは言ってくれるのですが、それまでです~

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  8. かわいそう、まで言ってくれたらあと20歩くらい(笑)?
    あとはその人がどれだけ自分の中で結びつけられるか、ですよね。
    こちらからしたら、可哀想と思ったらもう無理やろ!と
    思うのですがなかなかねぇ、なんででしょうね。

    Woodstock Farm Animal Sanctuaryの創設者も
    私は人をビーガンにすることはできない、
    できるのは事実を知らせるだけ、
    考えるのはその人次第、
    とおっしゃっていたくらいなので、、、

    でもオセロひっくり返すみたいに
    変えていけたらどれだけいいか!と
    思ってしまいます。

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