Thursday, August 2, 2012

キャットフード問い合わせ


魚介類の殺生も全くもってけしからん、だから犬猫にもビーガンフードです、
という方はご気分を悪くされる内容かもしれません。すみません。
でももし魚フードをあげているけれど放射能汚染が気になっているという方の
参考になるかもと思い書いてみます。

うちには3匹の猫がいて、魚介類を使ったキャットフードをあげています。
鶏や他の哺乳類が使われたものは辛すぎてあげられないけれど、
魚介類だとまだ罪悪感が少ない、という私の勝手な理由からです。
3.11.以降、それらの産地がとても気になっていました。
ただある程度買いだめをしていたので、メーカーに問い合わせるのを
ずっと先延ばしにしていました。



でも最近海洋汚染10年予想動画を見て、今後のことも考えないといけないし、と
急いで問い合わせた次第です。





缶詰はWERUVAのものをあげています。
この会社は、アメリカに住む夫婦が自分たちの猫たち (保護猫3匹)に
安心してあげられる市販フードがない、それなら、と自ら作られた会社です。
というわけで材料も工場も人間用と同じ基準で作られています。
その上、バラエティに富んでいて、魚介を使ったものだけでも7種類もあります。

工場がタイにあることは知っていたのですが、どこの魚が使われているかを
質問しました。↑の動画を添付し、猫たちを内部被曝させたくない旨も書きました。
その回答がこちら。


Thank you for the email to Weruva and support of our products. We are pleased to hear that your 
cats love our food! You have asked a good question, and we appreciate your concerns. Most of 
the fish is caught locally off of the coast of Thailand with some caught in the Indian Ocean. 
Below is a statement we released shortly after the tragic incident in Japan:


「Weruvaへのメールと製品へのご支援ありがとうございます。お客様の猫たちが
我々のフードをとても気に入ってくれていると知りうれしい限りです!
この度は優れたご質問をいただき、そしてまたお客様のご関心をありがたく
思っております。魚のほとんどはタイの沿岸近くで獲れたもの、また中には
インド洋で獲れたものもございます。以下、日本で起きました痛ましい事故後
まもなく発表いたしました声明でございます。」

ということで、質問するまでもなく、きちんとホームページ↓に書かれておりました。
チェックしたつもりだったのに見落としていたみたい。申し訳ない。


Regarding Radiation Due to the Tragic Events in Japan
At Weruva, we will continue to take all measures necessary to ensure the safety of our products.
Under the food safety policy of our manufacturing partner, there is particular scrutiny regarding contamination of radioactivity as it pertains to fishing in Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) area #61 as well as fish leaving Japan after March 11, 2011.
As a result, our manufacturing partner will not source any seafood or raw material caught in FAO area #61 (Pacific, Northwest). They will also not receive any Japanese fishery products which shipped from Japan after March 12, 2011.
All suppliers of fish products must provide certification and supporting documents to show the fishing area (FAO zone) in which the fish were caught, the fishing vessel name, the fishing duration and the fishing method.
The majority of our fish are caught local to the coast of Thailand where experts have stated there is no current risk. Nonetheless, the Thai government is testing fish that are caught in potential risk areas before the boat comes to port.
We will continue to work closely with our manufacturing partner regarding this issue to ensure safety for our pets. Please do not hesitate to contact any of us at Weruva for further information.
ここの缶詰が作られている工場では、エリア61内で獲れたものは全く使っておらず、
また2011年3月12日以降日本から運ばれた水産物も一切ない。
使用している魚のほとんどが今のところ危険がないと言われているタイ近海で
獲れたものであり、リスクがあり得る海域で獲れた魚は、船が港に入る前に
タイ政府によって検査を受けている。
我々のペットたちへの安全を確実なものにするために、この問題については今後も
製造関係者と密に連絡をとっていく次第。

とのことで、この声明を事故後自ら発表しているところがいいな。
やっぱり起業の動機が動機だけに、信頼できるわと一安心。
返信もその創業者から直接いただいたし。

ただ海は全部が繋がっているので、もちろん全く安心というわけではありません。










ドライフードはOrijenの6 Fish Catをあげています。
Orijenも材料にこだわりあり、ということで選びました。


6フィッシュ猫用

地元カナダ産の6種類の天然魚のみ使用しています

ワールドクラスの海産物が豊富なカナダ産の天然魚

北西太平洋産のサーモン、ニシン、カレイ、また北部湖産の天然ホワイトフィッシュ、ウォールアイ、ノーザンバイクをたっぷり使用しています。

自然な食事を再現するための植物やフルーツ

植物化学物質、ビタミンB群、必須微量ミネラルを豊富に含む海藻、健康効果がある地元産フルーツ、野菜、マリゴールドフラワーなどの植物を使用しています。

こちらは産地が明記されていて、そこにカナダ北西太平洋産とあるので
↑海洋汚染動画と共に、リスクを下げる為に湖産の魚の割合を増やすなど
対策をとってもらえないかとリクエストを送りました。
もしかすると雪解け水にカナダの山脈まで届いた放射性物質が混じって
いて湖で濃縮、、等と考えると何がいいのかはほんとわからない
のだけど。

Thank you for taking the time to write to us with your concerns.

International agencies are monitoring the current situation in regard to the Japanese Nuclear disaster 
and food safety. If any of their testing calls into the question the safety of ingredients from our 
Canadian Pacific North Western Waters we will be sure to shift to alternative suppliers from our 
Northern or Atlantic Canadian waters. All of our fish ingredients are deemed fit for human 
consumption and must pass toxicity standards as outlined by the Canadian Government (CFIA).

We appreciate any feedback from our customers and I will forward your email along to our
 Research and Development department for their thoughts on a diet that does not use any 
pacific ocean fish.

「日本の核事故と食品の安全性につきましては国際機関が現状を監視し続けております。

もしカナダ北西太平洋で獲れた原材料について安全性の疑問が出て参りました際には

われわれは必ずや代替の供給元へと変更いたします。また我々が使っております原材

料の魚はすべて人間用グレードを満たすものであるとされ、カナダ政府による毒性基

準をクリアしております。


我々はお客様からのいかなるフィードバックにも感謝し、またあなた様のEメールは
太平洋で獲れた魚を使用しないフードについて検討する為、商品開発部に転送
させていただきます。」

国際機関が真実を発表しているかどうかは疑問だし、
人間用グレードと言っても、その人間用にだって高濃度に汚染された魚が
流通している訳で、、、と考え出すときりがないので
きちんと返答してもらえるだけでもありがたいとするか。

ちなみに、材料は天然魚のみ、と書いてありますが、
英語サイトのFQAには、サーモンについては“時期によって養殖も使用”とありました。
養殖ものを使っていないという点でもいいな、と思っていたんだけどな、
そこはちょっと残念。

でもどちらの会社もペットフード業界の中ではかなり良心的なんだろうなあと
思います。その分ちょっと値段も張るし、日本での価格を見るともっと高くて
びっくりしてしまったのだけど。

ちなみにいくら材料と製造法がいいとはいえ、やっぱり缶詰でありドライフードで
あるので、生きた菌を、と私は米のとぎ汁乳酸菌かそれを使って作った豆乳ヨーグルト
を少し混ぜてあげています。
その乳酸菌で免疫力がよりアップしたら、放射能汚染された物を食べてしまったと
しても病気になりにくいかもしれないしね。

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