服の交換会

５月１１日にイーストビレッジでClothing Swapがありました。

自分の要らなくなった服や靴を持っていき、持っていった数だけ

他の人が持ってきたものと交換できるというものです。

入場料が＄１０で、それはHEART（Humane Education Advocates Reaching Teachers)と

いう組織に寄付されます。

Vegan Bake Saleもあって、その収益もHEARTにいきます。

HEARTは思いやりある教育を推進している組織で、

子供たちや教師たちに、人間、動物そして環境に対する思いやり、配慮を育成することを

目指し、無料で授業をしたり、放課後や夏休みプログラムを実施したり、

子供を教える立場にある教師にそれらのことをどう教えればいいかのトレーニングを

するワークショップを開いたりしています。

動物愛護に関しては、学校でズバリ “ビーガン”を教えることは難しいそうですが、

工場式の畜産業について話したり、家畜動物の保護施設Farm Animal Sanctuaryに

遠足に行ったりして家畜動物の現実を知ってもらい、動物たちへの共感を育んでもらおう

とされています。

服の交換会自体はビーガンではなかったので、私はもう履かなくなった革の靴を

たくさん持って行きました。どうしようかずっと迷っていたものだったので、

こういう機会に活用できてとてもよかったです。

並べられた私の靴を早速手に取ってくれる人たちがいて、

次はこの人たちが履いてくれるんだな、とうれしくなりました。

この交換会は、人集め・資金集めだけでなく、

新しいものを買わずにあるものを循環活用するということで、

このHEARTが目指している３つのテーマを実はちゃんと含んでいるんですね。

Animal WELFARE →　新たな犠牲を出さない

Environmental ETHICS →　製造に関わる環境破壊がない

Social JUSTICE →　不当な低賃金労働に加担しない

HEARTの教育を受けた子供たちの中には、この先ビーガンに興味を持ったり、

ビーガンになる人も出てくることでしょう。

蒔いた種が花を咲かすみたいでワクワクします。