人は自分たちの権利について話すことができますが、
動物たちはできません。
全ての動物が満たされた人生を送りたいと思っています。
生きのびるためには他の生き物を殺さないといけない多くの動物と違って
人間はそのようなことをする必要がありません。
不必要なのにも関わらず、なぜ私たちは他の動物たちに苦痛をもたらすのでしょうか。
アニマルライツの目的は正義—動物たちを公平に扱うことです。
支配というのは、動物たちはコントロールすべき我々の所有物である、
という考えです。アニマルライツは地球や人間同士、そしてもちろん他の動物たちに
負わせる危害を減らすことができる生き方を提案することで
この問題に取り組んでいます。
動物たちを大事にする一つの方法として、ビーガンになるということがあります。
ビーガンとは動物や動物由来のどんな製品をも食べたり使ったりしない人々のことです。
支配とはどういったものでしょうか?
人間が自然や他の動物たちをコントロールしようとしている
いくつかの方法を紹介します。
* 農場や庭から動物を追い出す為に罠を仕掛けたり毒殺することを
行政が奨励している。
* 行政は、鳥や鹿、オオカミ、コヨーテ、熊といったような
自由生活種の個体数を攻撃している。
* 特定の動物たちを殺しにいく人達に奨励金が支払われる。
* 人工的な繁殖コントロールで自由生活種の数を減らし続けている。
動物たちに任せておきさえすれば、食物や捕食動物の通常の活動によって
個体数のバランスは自然に保たれるものです。
“でも動物はあくまで動物、私たち人間より劣っているのではありませんか?”
よく人は、動物たちは私たちのように喋ったり論じたりすることができないから
自分たちより劣っていると主張します。しかしながら科学は、動物たちはお互い
情報を伝え合いコミュニケーションをとることができる高度に複雑化した生き物であると
絶えず教えてくれています。
なぜ私たち人間は他の動物たちにも感情があることを
考えようとしないのでしょう?
私たちがそうであるように、動物たちも自分たちの子供を守ります。恐れも感じるし、
危険があればお互い警告しあったりもします。遊んだりもします。
私たちはいくつかの点において他の動物たちとは違っているかもしれません。
しかしだからといって私たちに、動物たちを追いかけ回し捕まえたり、
彼らの土地を奪ったり彼らの水を汚染したり、私たちの都合で彼らを使ったりする
権利があるというわけではないのです。
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