宗教(仏教)の関係でベジタリアンが多い台湾、
そんな台湾で食べたものをご紹介します。
着いた日の昼食は、宿泊先である圓山大飯店にある圓苑で。
全素(ビーガン)です、と言ったら、食べられるものを教えてくれました。
椎茸の焼きそばは肉厚椎茸がたっぷりでおいしい。
少しとろみがついているので、つるつるあっという間に食べてしまいます。
こちらは野菜の餃子と小龍包。
中身は同じだよ、と言われたのにもかからず、小龍包というくらいだから、
ちょっとはスープが滴りおちてくるだろう、と思ったら本当に全く同じ中身でした。
青菜ぎっしり、あっさりおいしかったですけれど。
昼食後、陶器の街鶯歌に行き、そこで見つけた屋台。
エリンギを揚げたもので、純素食、食べないと後悔すると書いてあったので
食べてみました。
50元でてんこ盛り。こりこりして1つ目はおいしかったのですが、
油があまりよくなかったのかなあ、1個でギブアップ。ごめんなさい。
夜はベジタリアンバッフェの長春素食で。
ビーガンではないのであやしいものは乳製品、卵が入っているか確認しました。
それにしても店内は広く、
料理の種類も豊富です。
ビーガンでないとはいえ、全部がベジだと思うとワクワクしてしまう。
ただ、残念なことが。
私があちこちでこれには牛乳が入ってるか?卵が入っているか?と訊いていたら、
日本語をある程度話せる店員さんを連れてきてくれたのです。
その方はとっても親切で、店中歩き回っていろいろ説明してくれたのですが、
デザートコーナーで私が “奶素” (奶はミルク、素はベジの意味。ラクトベジ。)
の表示を見て、これにはミルクが入っていますよね?と訊くと
「入ってないよ、この意味それと違うね、*&#^@*$(%&#」と。
私は食い下がって、でもでも、と何度も聞き直したのですが、入っていないと。
肝心な説明の箇所の日本語はよくわからなかったのですが、
本場の人が入っていないと念を押すのだからもしかしたら“奶素”は私が思っているのと
違う意味なのかもしれない、欲に負けて食べたのです。
でも帰って調べてみたら、やっぱり奶素はラクトベジ、蛋素はオボベジ。
疑わしきは食べずにすればよかったな。
2日目は、朝からベジまんのお店三六九素食包子へ。
店頭で次々とベジまんが成形、蒸されていきます。
いろいろなサイトでおすすめされていた雪菜包。
生地はふわふわ、餡もぎっしりおいしくてぺろっと食べてしまいました。
こちらは胡麻包。甘すぎずくどくなく、これもおいしい。
午後からは、『千と千尋の神隠し』の舞台モデルとなった九份に行き、
有名な芋団子の店阿柑姨芋圓でかき氷。
芋団子はもちもち、甘さはあっさりでおいしかった!また食べたい。
他にはベジ肉圓のお店で軽い食事を。
こちらがそのベジ肉圓。プリプリの皮の中に肉もどきがごろっと入っています。
肉圓自体に馴染みがないので、また食べたいとは思わないけれど味は普通においしい。
こちらは魚団子&フカヒレもどきスープ。
フカヒレもどきは緑豆春雨でなんてことないのですが、魚団子もどきがいいかんじ。
これがお店のメニューです。
3日目は正午の飛行機に乗るので、朝からまた三六九素食包子に行き、
お土産兼晩ご飯用にいろいろな種類の包子を買いました。
そして観世音素食が朝店頭で販売している朝食を買いに行きました。
前日(日曜日)にも行ったのですが、その日はやっていなかったので再チャレンジ。
レンゲで食べる台湾名物?麺線のベジ版。
一般のものには鰹だしなどが使われているそうです。
ビーガンになる前に、Flushingの台湾モールのフードコートで食べたことがあったけれど、
とろみのあるスープに素麺、おいしくないわけがない。
こちらは油飯。晩ご飯用に購入。
ベジバーガーも買って空港でいただきました。
素っ気ないバーガーですが、味はまあまあおいしかった。
今ふと不安になったけれど、このマヨネーズはビーガンだったのかな。
こう見ていると、台湾にはベジ食がいっぱいあるのだけれど、
もちろん一般食の方が断然多いです。
中華圏だから北京ダックみたいなのが店頭にぶらさがっていたりもするし、
夜市の屋台でも大きいソーセージや唐揚げやらがわんさか売られているし、
九份では狭い道にいろいろな食べ物屋さんが立ち並んでいて、
歩くと肉の焼ける臭いも漂ってくるし、革製品のお店もたくさんあったし。
台湾でベジタリアンの人は辛くないのかな。
それは日本でもアメリカでも同じ状況ですけどね。
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