Wednesday, August 3, 2011

ついに始まった大禊祓い 日月神示 3


 ○ 動物たちを殺傷して平気でいられる社会 

 (つづき)

 平成十五年度の推計によると、一年間で殺処分された犬猫の数は約四十四万匹だが、
それでもひと頃よりかなり減ったらしい。実験用に払い下げられる犬猫の数も激減し、
平成十八年にはついにゼロになったようだ。ただし、動物実験が廃止されたわけではもちろん
ない。
 実験に使われる動物たちの場合、むしろ食肉に回される動物たち以上に地獄的な苦しみを
与えられると言ってよい。人間の勝手な都合による医学的データ(しかもほとんど何の意味も
もたないという)のため、今日もモノを言えない動物たちが悲鳴を上げている。
 子犬の足を繰り返しハンマーで殴って打ち砕くという実験もあるそうだ。「心理的
ストレス状態を引き起こすため」だという。両目をえぐり取り、動かぬように固定した猫に、
死ぬまで脳に電気ショックを与え続け、「神経の反応を調べる」という実験もある。こうした
ことが、医学の名のもとに行われていることを、ほとんどの国民は知らない。
 ここで言いたいのは、こんなことをしていては、「ミロクの世」など永遠に来るわけが
ないということだ。命ある動物を人間たちの都合で大量に殺戮しながら、精神性の高い、
平和で住みよい社会づくりをしようとしても、上手くいく道理がない。

 「国家の偉大さや、道徳的水準は、その国で動物たちがどのように扱われているかに
よって判断できる」
 インド独立の父、マハトマ・ガンジーの名言である。

(後略)

 ○ 世の“激変”は今後さらに激しさを増す

 人間たちの勝手な都合により殺された動物たちの無念の思いは想像を絶する。殺される時
の感情ー恐怖、絶望、痛み、苦しみといったネガティブな想念の塊ーは、黒雲のように地球を
覆っていることだろう。

(後略)
 
           『ついに始まった大禊祓い 日月神示』 中矢伸一 ヒカルランド

2 comments:

  1. インドでは犬を保険所に連れて行きませんが、野放しで結果、人間が噛まれて狂犬病で沢山の方が亡くなっているそうです。
    そして都市化が進み街に現れる像(街に出てきてしまい興奮している)が、危険ということで殺される。なにか人間のやることは
    中途半端な気がします。もっと動物のことを真剣に考えれば、問題は起きないか起きても早々に対処するのでしょうが・・・・
    結局インドのマハトマ・ガンジーさんの、お言葉は一般には広がらない、理解されないのでしょう。
    動物実験は酷いですよ。でもそういう私も今まで生きてきて、犠牲になった沢山の動物の恩恵にあずかっているのでしょう。申し訳ない。前にビーグル犬が片方の奥歯を削られ嚙みあわせが悪いとどうなるかという実験に使われ、それは悲惨で最後は立てなくなり骨と皮でした。そこまでする必要はあるでしょうか?学者(?)は、どんな神経で弱っていく犬を見ているのか?動物実験をしつづけていると、神経が麻痺するのか。実験の為には仕方がないと決めつけているのか。

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  2. 麻痺してしまうんでしょうね。慣れって怖いですね。私もたくさんの動物たちの犠牲のうえに生かせてもらっているし、実験する人たちをただ批判することはできないけれど、私にはできません。

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